- 更新日
- 受験する順番の注意事項
- CQF(Certificate in Quantitative Finance)
- QDC(Quantitative Developer Certificate)
- CPF(Certificate in Python for Finance)
- FRM(Financial Risk Manager Certification)
- PRM(Professional Risk Manager Designation)
- BTRM(Certificate of Bank Treasury Risk Management)
- CFA(米国証券アナリスト)
- CMA(日本証券アナリスト協会認定アナリスト)
- CIIA(国際公認投資アナリスト)
- MFTA(国際テクニカルアナリスト連盟検定テクニカルアナリスト)
- CMT(Chartered Market Technician)
更新日
カテゴリ名 | 資格名 | 更新内容 |
---|---|---|
クオンツ | CQF | 2024/10/1 費用を更新 |
QDC | 2024/11/2 新規追加 | |
CPF | 2024/11/2 新規追加 | |
リスク管理 | FRM | 2024/1/4 新規追加 |
PRM | 2024/1/26 新規追加 | |
BTRM | 2024/11/2 新規追加 | |
証券アナリスト | CFA | 2023/11/22 費用を更新 2024/11/23 費用を更新 |
CMA | 2023/11/22 試験日を更新 2024/11/3 費用を更新 | |
CIIA | 2024/10/10 試験日を更新 | |
テクニカルアナリスト | MFTA | 2024/1/5 新規追加 |
CMT | 2024/5/18新規追加 |
受験する順番の注意事項
- PRMとCMTはCFA合格者であれば一部試験が免除されるため、CFAを先に受験したほうがよい
- CQF合格者名簿にはその時に保有している他の資格も公表されるため、CFA、FRM、PhDはCQFの前に取得したほうが良いが、どの資格が合格者名簿に記載されるのかは不明である
- CIIAを日本で受験する場合、CMA合格者でないと受験できない
CQF(Certificate in Quantitative Finance)
CQF(Certificate in Quantitative Finance)はCQF Insutituteが認定する資格であり、金融工学に特化した資格である。
資格要件
- モジュール1〜6と選択科目を受講
- モジュール2,3,4後の試験に合格
- 実務プロジェクトに合格
資格のメリット
- プログラムを通してクオンツとして必要な知識が身につく
- 資格保有者のネットワークへアクセスできる
- 継続学習プログラムを受講できる
プログラム概要
準備プログラム
初学者のために12時間の準備プログラムが用意されている。
- 数学
- Python
- ファイナンス
メインプログラム
6つのモジュールを受講する。レベル1(前半3つ)とレベル2(後半3つ+選択科目)を別々に受講することもできる。モジュール2,3,4の後には試験がある。モジュール6の後に行われる実務プロジェクトに合格するとCQF資格を授与される。最短6か月、最長でも3年以内に最後の実務プロジェクトに合格する必要がある。
レベル1
- モジュール1:金融工学の基礎
- モジュール2:リスクとリターン
- モジュール3:株式と為替
レベル2
- モジュール4:データサイエンスと機械学習Ⅰ
- モジュール5:データサイエンスと機械学習Ⅱ
- モジュール6:債権とクレジット
- 選択科目:機械学習、ポートフォリオマネジメントなど14科目から2科目
プログラムスタート時期
毎年1月下旬 or 6月下旬(内容はどちらも同じ)
継続学習プログラム
資格保有者は継続学習プログラムを受講できる。
- 900時間以上の通常講義を受講できる
- 著名な実務家,学者による100時間以上の特別講義を受講できる
- 数学に特化した51個の講義を受講できる
- C++に関する70時間以上の講義を受講できる
勉強期間
6か月~3年
費用
この費用にはウィルモットマガジンの購読費用なども含まれている。フルタイム学生や失業中であれば奨学金を受けることができる可能性がある。2024年6月期の料金と比べて$100~$900値上がりしている。
手数料(USD) | 2024年10月3日まで | 2024年12月5日まで | 2024年12月5日以降 |
---|---|---|---|
レベル1 | $9,895 | $10,295 | $10,695 |
レベル2 | $9,895 | $10,295 | $10,695 |
フルプログラム (レベル1+2) | $17,895 | $18,695 | $19,395 |
教材
CQF独自のオンライン講義を受講する。その他によく利用されている教材は無いと思われる。
QDC(Quantitative Developer Certificate)
QDC(Quantitative Developer Certificate)はWBS Traningが認定する資格であり、金融工学に関するシステム開発に特化した資格である。
資格要件
- モジュール1〜5を受講
- クオンツ実務に関する講座を受講
- 各モジュール後の試験および最終試験の総合点数が50%以上であれば合格
総合得点 | 大学(米国)の成績との対応 |
---|---|
70~100% | A/A+ |
60~69% | B+/A |
50~59% | B-/B |
資格のメリット
- プログラムを通してディベロッパークオンツとして必要な知識が身につく
- アルムナイ就業サービス(履歴書の書き方の指導など)を受けることができる
プログラム概要
6か月間、毎週木曜日18:00(英国時間)にライブ講義をオンライン受講する(ただし、1週間前には録画された講義が閲覧可能になる)。講義はモジュール1~5および実務講義の6つである。開始時期は年2回あり、4月と10月である。不合格だった場合は追加料金なしで、もう一度だけ最終試験を受験することができる。それでも不合格だった場合は、最初から申し込む必要がある。
講義名 | 時間 |
---|---|
モジュール1(ファイナンスのためのPython) | 8時間 |
モジュール2(ファイナンスのためのKdb+/q) | 9時間30分 |
モジュール3(C++の基礎) | 6時間 |
モジュール4(C++のデータ構造とアルゴリズム) | 5時間 |
モジュール5(アルゴリズム取引アプリの設計) | 8時間45分 |
実務講義 | 15時間+α |
最終試験 | – |
モジュール1(ファイナンスのためのPython)
- AnacondaとPyCharmのインストール
- Pythonを使用したデータ分析
- Pythonを使用した財務データの分析
- Pythonを使用した金融市場のケーススタディ
モジュール2(ファイナンスのためのKdb+/q)
- kdb+/q の概要
- Q言語の基礎
- テーブルの操作
- ビッグデータと機械学習のための Kdb+/q
- Kdb+/q の実践
モジュール3(C++の基礎)
- C++入門
- C++での OOP 入門
- C++で独自の構造を定義する
- 標準ライブラリの紹介
モジュール4(C++のデータ構造とアルゴリズム)
- Git と GitHub
- 分析ツール、再帰、ソート
- 配列、リスト、スタック、キュー
- ツリーとグラフ
モジュール5(アルゴリズム取引アプリの設計)
- 電子取引のハードウェア
- 電子取引のネットワーク化
- ローレイテンシープログラミング
- イベント駆動型アーキテクチャ
実務講義
- 金融機関とクオンツの役割
- 日々のタスクとレポート
- クオンツライブラリとシステム
- 必要なスキル
- 職務グレード・昇進・給与
最終試験
- オンライン試験
プログラムスタート時期
毎年4月 or 10月(内容はどちらも同じ)
勉強期間
6か月
費用
2025年2月7日まで | 2025年3月7日まで | 2025年4月4日まで | 2025年4月5日以降 |
---|---|---|---|
3,996ポンド(税抜) | 4,246ポンド(税抜) | 4,496ポンド(税抜) | 4,995ポンド(税抜) |
支払方法
資格試験は一括支払いが一般的だが、QDCは分割払いを選択できるという特徴がある。
名称 | 支払方法 |
---|---|
オプション1 | 申込時に一括払い |
オプション2 | 申込時に50%、12週目に残金を支払う |
オプション3 | 申込時に1,000ポンド、11週目に残金の50%、21週目に残金を支払う |
教材
申込が完了したら講義開始までに教科書が送られてくる。
CPF(Certificate in Python for Finance)
CPF(Certificate in Python for Finance)はThe Python Quantsが認定する資格であり、金融工学に関するPythonを使用したシステム開発に特化した資格である。
資格要件
- オンライン講義を受講
- 最終プロジェクト(Jupyter Notebook形式)に合格する(時間制限なし)。
資格のメリット
- プログラムを通してPythonに特化したディベロッパークオンツとして必要な知識が身につく
- プログラム修了後も教材閲覧可能
プログラム概要
申し込むと330時間を超えるオンライン講義をいつでも受講することができるようになる。目安としては4~12か月の期間で受講し、準備が整ったと感じたら最終プロジェクト(Jupyter Notebook形式)を提出し、合格したら証明書を受領できる。
講義名 | 内容 | 時間 |
---|---|---|
ファイナンスとPython | 170ページを超えるテキストを用いてファイナスとPythonの基礎を学ぶ講義 | 9時間 |
金融データサイエンスのためのPython | 書籍『Python for Finance』 (日本語版『Pythonによるファイナンス 第2版』)を用いた講義 | 20時間 |
アルゴリズム取引のためのPython | 約450ページのテキストと3,000行以上のソースコードを用いた講義 | 50時間 |
コンピュテーショナル・ファイナンスのためのPython | 書籍『Derivatives Analytics with Python』(Wiley)を用いた講義 | 20時間 |
DXアナリティクス | DXアナリティクスのデリバティブ価格設定Pythonパッケージ(http://dx-analytics.com)に関する講義 | 14時間 |
アセットマネジメントのためのPython | アセットマネジメントのためのPython手法とAIに関する講義 | 26時間 |
ファイナンス基礎のためのPython | 処理速度を上げるための方法に関する講義 | 30時間超 |
ファイナンスにおけるAIと強化学習 | 市場予測のために深層学習の構築、取引のための強化学習、ファイナンス分野のAIに関する講義 | 55時間 |
暗号資産の基礎 | 暗号化システムを構築するための技術に関する講義 | 15時間 |
ツールとスキル | Python環境の構築やPythonやLinuxの開発ツールの使い方やベストプラクティスに関する講義 | 20時間 |
チュートリアル | 演習講義 | 15時間 |
追加講義 | 「データベースのためのPython」という講義はSQLとNoSQLに関する講義。「エクセルのためのPython」という講義はPythonとエクセルを組み合わせて分析する講義。 | 40時間超 |
自然言語処理 | LLMに必要な自然言語処理の手法に関する講義 | 不明 |
数学の基礎 | 集合、微分、積分、回帰などの重要な数学的概念に関する講義 | 40時間超 |
最終プロジェクト | 合格証明書を取得したい場合に受講する講義(プロジェクト) | 不明 |
プログラムスタート時期
いつでも開始可能
勉強期間
4~12か月(目安)
費用
2024年11月23日まで | 2024年11月24日以降 |
---|---|
2,499ユーロ(税抜) | 3,249ユーロ(税抜) |
教材
CPF独自テキスト
FRM(Financial Risk Manager Certification)
FRM(Financial Risk Manager Certification)はGARP (Global Association of Risk Professionals) が認定する資格である。金融リスク管理に特化した資格である。
資格要件
- PartⅠとPart Ⅱの試験に合格
- 2年間のリスク管理実務経験(合格の10年前からカウント可能)
資格のメリット
- リスクマネージャーとして必要な知識が身につく
受験手続
- 2か月前の月末までに試験申し込み(4か月前の月末までに申し込むと早期割引が適用される)
試験日
CBT方式なので下記の日程から好きな日を選ぶ
PartⅠ
5月試験 | 2024年5月11日~17日 |
8月試験 | 2024年8月9日~10日(午前のみ) |
11月試験 | 2024年11月9日~15日 |
PartⅡ
5月試験 | 2024年5月18日~22日 |
8月試験 | 2024年8月9日~10日(午後のみ) |
11月試験 | 2024年11月16日~19日 |
試験内容
PartⅠ
等ウエイトの問題が100問出題される。
リスク管理の基礎 | 20% |
計量分析 | 20% |
金融市場と商品 | 30% |
リスク評価モデル | 30% |
PartⅡ
等ウエイトの問題が80問出題される。
市場リスク計測と管理 | 20% |
信用リスク計測と管理 | 20% |
オペレーショナルリスクとレジリエンス | 20% |
流動性リスク管理 | 15% |
リスク管理と投資管理 | 15% |
金融市場の課題 | 10% |
勉強時間
PartⅠとPartⅡ合わせて平均275時間(GARPが実施したアンケートでは100時間以下~400時間以上まで様々)
試験時間
PartⅠ、PartⅡどちらも4時間
費用
登録料 | 400ドル |
受験料(受験するたびに必要) | 800ドル(試験4か月前の月末までに申し込みの場合は600ドル) |
合計 | 1,200ドル(試験4か月前の月末までに申し込みの場合は1,000ドル) |
教材
公式問題集
Kaplan Schweser
AnalystPrep
Bionic Turtle
PRM(Professional Risk Manager Designation)
PRM(Professional Risk Manager Designation)はPRMIA (Professional Risk Managers’ International Association) が認定する資格である。金融リスク管理に特化した資格である。
資格要件
- PRMIAの会員に加入
- 修士号、CFA、学士号+実務経験2年、実務経験4年のいずれかに該当
- 通信講座を受講
- Exam1とExam2に合格(CFA合格者はExam1が免除される)
資格のメリット
- リスクマネージャーとして必要な知識が身につく
受験手続
- 卒業証明書または成績証明書の提出が必要
- 実務経験の証明が必要な場合は実務経験を証明する資料の提出が必要
受験方法
Pearson VUE(テスト運営会社)が提供するテストセンターまたは自宅で受験することができる。
試験場所
東部湯ノ丸テストセンター | 長野県東御市常田450-1 |
松本つかまテストセンター | 長野県松本市筑摩1-11-20 |
甲府バイパス国母テストセンター | 山梨県甲府市国母8-13-40丸藤ビル2F |
メガ・トレンドパソコン教室 | 岐阜県中津川市千旦林189 |
府中テストセンター | 東京都府中市宮町1-40 KDX府中ビル 3F |
試験日
CBT形式なので受験可能期間から好きな日を選ぶことができる。Exam1とExam2共通。
予約期間 | 受験可能期間 |
---|---|
2024年1月1日~3月8日 | 2024年2月12日~3月8日 |
2024年3月9日~6月14日 | 2024年5月20日~6月14日 |
2024年6月15日~9月6日 | 2024年8月12日~9月6日 |
2024年9月7日~12月13日 | 2024年11月11日~12月13日 |
2025年1月1日~3月7日 | 2025年2月10日~3月7日 |
2025年3月8日~6月13日 | 2025年5月19日~6月13日 |
2025年6月14日~9月5日 | 2025年8月11日~9月5日 |
2025年9月6日~12月12日 | 2025年11月10日~12月12日 |
2026年1月1日~3月6日 | 2026年2月9日~3月6日 |
2026年3月7日~6月12日 | 2026年5月18日~6月12日 |
2026年6月13日~9月4日 | 2026年8月10日~9月4日 |
2026年9月5日~12月11日 | 2026年11月9日~12月11日 |
試験内容
Exam1
選択問題が60問出題される。
- ファイナンス理論
- 金融商品
- 金融市場
- 数学基礎およびリスク計測
Exam2
選択問題が84問出題される。
- ファイナンス理論
- 金融商品
- 金融市場
- 数学基礎およびリスク計測
- オペレーショナルリスク
- 信用リスク
- 市場リスク、ALM(Asset Liability Management)、FTP(Funds Transfer Pricing)
- ケーススタディ
- ガバナンス
試験時間
Exam1、Exam2どちらも4時間
合格発表
試験日から15営業日後にPRMIAウェブサイトのマイページで確認できる。
費用
会員の種類 | 受験申込費用 | 学習プログラム申込費用 | 合計 |
---|---|---|---|
正会員/法人/RIM会員 | 150ドル | 1,080ドル | 1,230ドル |
寄付会員 | 150ドル | 1,180ドル | 1,330ドル |
非会員 | 150ドル | 1,305ドル | 1,455ドル |
会員の種類 | 会費(1年あたり) |
---|---|
正会員(3年間) | 200ドル |
正会員(5年間) | 176ドル |
寄付会員 | 100ドル |
教材
PRMハンドブック
プログラムに申し込むとPRMハンドブックを閲覧可能になる。
PRMハンドブックの補足資料
注意事項
合格の期限
申込から3年以内かつすべての試験を2年以内に合格する必要がある。もし、満たせない場合は再受験する必要がある。
電卓
テストの画面上で「Texas Instrument TI308XS」という電卓を使用可能である。それ以外の電卓は使用できないため使い方に慣れておく必要がある。
BTRM(Certificate of Bank Treasury Risk Management)
BTRM(Certificate of Bank Treasury Risk Management)はWBS Traningが認定する資格であり、金融リスク管理に特化した資格である。
資格要件
- プライマリーおよびモジュール1~5の講義を受講し、各モジュールテストを受験(合格点は50%)
- 最終試験(合格点は60%)に合格するとBTRMが授与される
- 加えて、論文を提出して承認されると「Dip. BTRM」の称号が与えられる
注意
セルフスタディパックであれば、講義の受講は不要で最終試験に合格すればBTRMが授与される
資格のメリット
- リスクマネージャーとして必要な知識が身につく
- BTRMを取得すると、FHNW(スイス北西部大学)のCAS(Certificate of Advanced Studies)が授与される。CASは日本における「履修証明プログラム」に相当する資格である
- アルムナイフォーラムのメンバーになることができる
受験手続
- 卒業証明書や実務経験を証明する資料は不要
プログラム概要
ステージ1
プライマリー
- 入門①:財務諸表、規制
- 入門②:融資、預金、キャッシュフロー、貸借対照表
モジュール1
- リスクアペタイトフレームワーク
- 気候変動リスク
- ALM
- バーゼルⅢ
- ストレステスト
- IRRBB
- VaR
モジュール2
- 財務ターゲットオペレーティングモデル
- ALM委員会
- FRTB
- ALMと信用リスク管理(IFRS9など)
ステージ2
モジュール3
- ヘッジ会計
- 証券化商品
- ICAAP(Internal Capital Adequacy Assessment Process)
- モデルリスク管理
モジュール4
- 流動性リスク管理
- XVA
- HQLA(的確流動資産)
- FTP(Funds Transfer Pricing)
- 資金調達イールドカーブ
- 担保管理
モジュール5
- SREP(Supervisory Review and Evaluation Process)
- 資本計画
- 逆ストレステスト
- 3つの防衛線
- オペレーショナルリスク管理
最終試験
- 試験時間は3時間
- 英国在住以外の受験者は自宅PCで受験する
- エッセイ形式(多肢選択式ではない)
- 合格点は60%
- 点数が80%以上だと優秀合格証が与えられ、最高点を収めた受験者はWiley賞が与えられる
ディプロマモジュール
- 8,000語以上の論文を提出し、承認されると「Dip. BTRM」の称号が与えられる
試験場所
自宅PC
試験日
2024年4月10日(水)
費用
内容 | 費用 |
---|---|
フルコース(ステージ1+ステージ2) | 845ポンド |
ステージ1 | 475ポンド |
ステージ2 | 475ポンド |
セルフスタディパック(講義受講なし) | 395ポンド |
割引
2025年1月10日まで | 2025年2月14日まで | 2025年3月21日まで | 2025年3月22日以降 |
---|---|---|---|
20%割引 | 15%割引 | 10%割引 | 割引なし |
教材
プログラム開始までに教材と教科書を受取ることができる
CFA(米国証券アナリスト)
CFA(Chartered Financial Analyst)はCFA Instituteが認定する資格である。日本では「米国証券アナリスト」と呼ばれている。
資格要件
- Level1~3の試験に合格
資格のメリット
- CFAメンバーシップへの加入(会員限定イベントに参加できる)
- PRMのExam1が免除される
- CMTのレベル1が免除される
受験手続
- 4か月前までに試験申し込み(6か月以上前に申し込むと早期割引が適用される)
試験日
それぞれ1週間の期間から好きな日を選ぶ。
Level1:毎年2月、5月、8月、11月
Level2:毎年5月、8月、11月
Level3:毎年2月、8月
試験内容
Level 1,2,3共通で出題トピックはほとんど同じだが、割合が異なる。Level 1とLevel2は選択式、Level3は選択式と論述式のミックス。
- 職業倫理
- 計量分析手法
- 経済
- 財務諸表分析(Level1とLeverl2のみ)
- コーポレートファイナンス(Level1とLeverl2のみ)
- 株式投資
- 債券
- デリバティブ
- オルタナテイブ投資
- ポートフォリオ・マネジメントとウェルス・プラニング
勉強時間
Level1:300時間
Level2:300時間
Level3:300時間
試験時間
Level1:5時間30分
Level2:6時間
Level3:6時間
費用
2024年から40ドル(早期申込の場合50ドル)値上がりしている。
登録料 | 350ドル |
受験料(受験するたびに必要) | 1,290ドル(早期申込の場合は990ドル) |
合計 | 1,640ドル(早期申込の場合は1,340ドル) |
教材
多くの受験生はKaplan Schweser社のSchweseNotesを利用している。教材が届くのに1か月ほどかかる。
CMA(日本証券アナリスト協会認定アナリスト)
CMA(Certified Member Analyst of the Securities Analysts Association of Japan)とは、日本証券アナリスト協会が認定する資格である。証券に関する幅広い知識が求められる。
資格要件
- 教育講座の受講
- 1次および2次試験の合格
- 3年間の実務経験
資格のメリット
- 証券アナリストジャーナルの電子ブックおよび論文をダウンロードすることができる
- 会員向けセミナー等に参加できる
試験日
1次試験
春試験:2024年4月21日(日)
秋試験:2024年9月29日(日)
2次試験
2024年6月9日(日)
試験内容
1次試験
- 科目Ⅰ:証券分析とポートフォリオ・マネジメント
- 科目Ⅱ:財務分析、コーポレート・ファイナンス
- 科目Ⅲ:市場と経済の分析、数量分析と確率・統計、職業倫理・行為基準
CMA第1レベル講座を受講すると受験できる。科目Ⅰ~Ⅲの試験を別々に申し込むことができる。例えば、科目Ⅰに合格した場合は、次回から科目Ⅱと科目Ⅲのみを受験すれば良い。
2次試験
- 証券分析とポートフォリオ・マネジメント
- 財務分析
- コーポレート・ファイナンス
- 市場と経済の分析
- 数量分析と確率・統計
- 職業倫理・行為基準
1次試験の3科目すべてに合格し、CMA第2レベル講座を受講すると受験することができる。科目を分けて受験することはできない。
勉強時間
約200時間
試験時間
1次試験
- 科目Ⅰ:180分
- 科目Ⅱ:90分
- 科目Ⅲ:90分
2次試験
- 総合試験:360分
費用(税込)
2024年度試験から総額14,700円値上げしている
CMA第1レベル講座受講料 | 66,000円 |
1次試験受験料 | 14,000円 |
CMA第2レベル講座受講料 | 63,000円 |
2次試験受験料 | 16,700円 |
入会金 | 10,000円 |
年会費 | 18,000円 |
合計 | 187,700円 |
注意事項
教育講座の申込期日
教育講座受講の申し込み期限を過ぎてしまうと、その年の試験に申し込むことができない。
1次試験の教育講座申込期日:受験する年の1月末
2次試験の教育講座申込期日:受験する年の3月末
2次試験の受験可能期間
2次試験の受験可能期間:1次試験合格後、合格年の翌年から3年間
受験可能期間内に合格できなかった場合は、その年度のCMA第2レベル講座を再度受講する必要がある。もし、その年度に受講しなかった場合は1次試験の合格が失効となる。
教材
教育講座を受講するとテキストが郵送で送られてくるが、このテキストは分量が多いため、勉強時間がかかりすぎてしまう。多くの受験生は協会のテキストではなく、TACの過去問題集で勉強していると思われる。多少お金がかかってもTACの過去問題集で勉強するのがおすすめである。また、Webサイトを活用するとさらに効率的に勉強できる。
証券アナリスト完全合格ガイド
TATSUさんによるウェブサイト。要点がまとめられており、大変参考になる。
TAC出版
- TAC出版 証券アナリスト 1次試験過去問題集
- TAC出版 証券アナリスト 2次試験過去問題集
CIIA(国際公認投資アナリスト)
CIIA(Certified International Investment Analyst)は、スイスの非営利法人であるACIIA(The Association of Certified International Investment Analysts)が認定する資格である。ACIIAのWebサイトは英語で書かれているため、日本証券アナリスト協会のWebサイトの内の説明のほうが分かりやすい。
資格要件
- CMAの取得
- 試験の合格
資格のメリット
- 海外の証券業活動に関する資格試験の一部が免除されることがある
受験手続
- 試験前年12月31日までにCIIA試験制度への登録申込み(5年間有効)
- 試験前年(1月1日〜12月31日)に受験申込み
試験日
2025年3月8日(土)
試験場所
東京・大阪・香港・欧州など
試験内容
第1単位と第2単位の2つの単位を取得(合格)する必要がある。それぞれ別々に受験することができる。
第1単位
- コーポレートファイナンス
- 経済
- 財務分析
- 株式分析
第2単位
- 債券分析
- デリバティブ分析
- ポートフォリオ・マネジメント
勉強時間
約100時間
試験時間
第1単位:180分
第2単位:180分
費用(税込)
登録料(5年間有効) | 36,700円 |
受験料(第1単位と第2単位を同時に受験する場合) | 26,200円 |
合計 | 62,900円 |
注意事項
- CMAに合格する必要がある。
- 言語は英語と日本語どちらでも受験することができる。
MFTA(国際テクニカルアナリスト連盟検定テクニカルアナリスト)
テクニカルアナリスト資格は、日本テクニカルアナリスト協会および国際テクニカルアナリスト連盟が認定する資格であり、1次から3次までの試験がある。テクニカルチャート分析に特化している。
資格名
- 1次試験合格:日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
(CMTA, Certified Member of The Nippon Technical Analysts Association) - 2次試験合格:国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト
(CFTe, Certified Financial Technician) - 3次試験合格:国際テクニカルアナリスト連盟検定テクニカルアナリスト
(MFTA, Master of Financial Technical Analysts)
資格要件
- 教育講座の受講
- 1次から3次試験の合格
資格のメリット
会員になると以下のメリットがある。資格取得しなくても会員になることはできる。
- テクニカルアナリストジャーナルを購読できる
- 会員向けセミナー・研究会・講演会に参加できる
- ネットワーキング・イベント、IFTA 年次大会に参加できる
- 明治大学リバティアカデミー受講料などの特典を受けることができる
試験日
1次試験
1月試験:毎年1月中旬(日)14:00~16:00
7月試験:毎年7月中旬(日)14:00~16:00
2次試験
2024年11月10(日)
3次試験
3次試験は研究論文の提出により実施される。
概要の提出締め切り
第1期:毎年3月31日(英語で提出の場合は4月25日)
第2期:毎年8月31日(英語で提出の場合は9月25日)
論文の提出締め切り
第1期:毎年9月15日(英語で提出の場合は10月10日)
第2期:毎年2月10日(英語で提出の場合は3月10日)
試験場所
東京または大阪
試験内容
1次試験
マークシート形式 250問
2次試験
記述式(小論文形式)
【ウェブサイト掲載の例題】
テクニカル分析の長所と短所について、ファンダメンタル分析と対比して説明してください。(400字以上800字以内)
移動平均線について概要を説明してください。(400字以上800字以内)
3次試験
研究論文の内容は以下の基準を満たす必要がある。国際テクニカルアナリスト連盟には英語の論文を提出する必要があるが、英語に自信がない人は日本テクニカルアナリスト協会が無償で英語に翻訳してくれるサービスもある。
- 提出者が全ての権利を有する独自の論文であること
- 試験、研究、分析に裏付けられた、論理的で筋の通った議論を展開し、妥当な結論を導いている論文であること
- テーマが実用的であること
- 国際的なテクニカル分析教育の知識体系に付加する価値がある独創性あるいは新規性のある論文であること
- 論文の体裁が「MFTA / IFTA Journal Style Guide」(日本語版、英語版)に従っていること
- 概要:図表を含まず、100~300ワード(日本語換算200~600字前後)
- 論文:図表を含まず、3,000~5,000ワード(日本語換算6,000~10,000字前後)
試験時間
1次試験:120分
2次試験:180分
3次試験:研究論文提出による試験のため試験時間なし
費用(税込)
入会金と年会費を払うことで正会員となることができる。正会員になるためには試験の合格は不要。
1次試験通信教育講座受講料 | 55,000円 |
1次試験受験料 | 11,000円 |
2次試験通信教育講座受講料 | 55,000円 |
2次試験受験料 | 22,000円 |
3次試験概算審査料 | 140,000円 |
入会金 | 10,000円 |
年会費 | 18,000円 |
合計 | 311,000円 |
注意事項
教育通信講座の募集期間
教育講座受講の募集期間を過ぎてしまうと、試験を申し込むことができない。
1次試験:4~5月(翌年1月試験の場合)、10~11月(翌年7月試験の場合)
2次試験:2~3月
3次試験:研究論文提出による試験のため教育通信講座の募集期間なし
受験可能期間
通信教育講座の受講後3年以内に合格できない場合は、再び通信教育講座を受講する必要がある。
教材
日本テクニカルアナリスト協会の通信教育テキスト以外選択肢がない。
CMT(Chartered Market Technician)
CMTはCMT協会が認定する資格であり、テクニカルチャート分析に特化している。レベル1からレベル3までの試験があり、CFA合格者はレベル1が免除される。
資格要件
- レベル1からレベル3の試験合格
資格のメリット
会員になると以下のメリットがある。資格取得しなくても会員になることはできる。
- 週刊サーベイの閲覧
- 定例ミーティングへの参加
- ウェビナー受講(ライブおよびアーカイブ)
- テクニカルなニュースレター閲覧
- Journal of Technical Analysisの閲覧
- 商品の割引
試験日
レベル種別 | 試験日 |
---|---|
レベル1 | 2024年6月3日~2024年6月17日 (期間内から1日選択) |
レベル2 | |
レベル3 | 2024年6月6日 |
試験内容・試験時間
レベル種別 | 試験内容 | 試験時間 |
---|---|---|
レベル1 | プロメトリック試験 選択式132問 (採点対象120問+採点対象外12問) | 2時間 |
レベル2 | プロメトリック試験 選択式170問 (採点対象150問+採点対象外20問) | 4時間 |
レベル3 | プロメトリック試験 記述式+選択式合わせて240点分 | 4時間 |
費用
レベル種別 | 内容 | 金額(USD) |
---|---|---|
レベル1 | 試験費用(早期割引適用) | 625 |
教材費用 | 275 | |
レベル2 | 試験費用(早期割引適用) | 625 |
教材費用 | 275 | |
レベル3 | 試験費用(早期割引適用) | 625 |
教材費用 | 275 | |
合計 | 2700 |
勉強時間
レベル種別 | 勉強時間 |
---|---|
レベル1 | 80~120時間 |
レベル2 | 100~140時間 |
レベル3 | 120~160時間 |
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